the 雑念

葉一用。とりあえず日記

3/22 僕「マジで寝落ちる5秒前」弟「予測できていれば就寝となんら変わりない」

【喫茶店について】

相も変わらず喫茶店に行くのである。前回紹介したところではないのだが、しょぼくれた昭和のお店という感じの喫茶店が学校近くにある。その店は喫茶店なのに無料でお冷の代わりに麦茶を提供してしまうのだ。わけがわからないので、そこら辺がとても気に入っている。例に漏れず全面喫煙可の店だ。

そこではドライカレーを注文することが多い。ナポリタンなどの定番もあるのだが、麺類は味の地平が訪れがちなので私の選択肢からは外れている。特にこれと言って特徴のない、ピラフなんだかチャーハンなんだかわからない製法で作られたであろうカレー味のご飯が出てくる。妙に美味いが、私以外でこれを美味いと言っている人を見たことがない。コーヒーも紅茶も、ごく普通の味でひょっとすると家でも再現が出来そうな雰囲気さえ感じさせる。この喫茶店では圧倒的な自宅っぽさを味わうことが出来るのだ。ゴルゴ13も全巻セットで置いてある。妙なアットホームさに惹かれてつい入ってしまう。値段はリーズナブルなのでそれほど困らないが、セットの価格設定が謎のシステムなので想定と異なる会計になりやすい(食事単品+ケーキドリンクセットよりも食事ドリンクセット+ケーキ単品の方が200円ほど安いなど)。不思議である。

【睡眠欲について】

日中、とんでもなく眠たいのである。花粉症の薬の所為だが、どうにもこうにもならない。今年の花粉は手強いようだ。まどろみの中で仕事をするのが一番危険なので、なんとか気力を保つよう努力している。

しかしながら暇な時間に気絶してしまうこともままあるのである。暖かく、春の日差しが穏やかに差し込み、静かで、桜の花なんかが窓から見えるところに私の職場の座席は位置している。当然、夢の世界に誘われてしまう。寝ると怒られるのでなんとか寝ないようにしながら、春眠を貪ろうと試みる身体に鞭を打つ。寝ながらだとiPhoneを額に叩きつける競技になってしまうので気をつけたい。

【別れについて】

毎週会っている人たちとも一区切りがつき、今日でようやくお別れということになった。にわかにお別れシーズンである。記憶を掘り起こすのも面倒で当たり障りのないことを言って別れる場合もあり、向こうが早々に去ってしまい言いたいことが伝えられなかったりする場合もある。そんな中で私は及第点くらいの別れ方だったように思った。無難であることは良い側面もある。

こうして一人また一人と私の人生から退場していくわけであるが、これからの彼らの活躍を聞きたいので名前だけは覚えられるだけ覚えてみようと思った。出来るかどうかはまた別の話である。