【観劇について】
言うほど観に行くことはないが、舞台を観に行ったのである。森見登美彦原作の舞台であった。私はその昔、熱心な森見登美彦ファンだったのである。恋文の技術までは全て新刊を追っていた(それ以降はハードカバーの本を借りる機会が減ってしまった)。さて、そんな懐かしい読書体験を掘り返しながら観劇に挑んだわけである。
劇を観る、というのは贅沢なことの一つであるように思う。価格も映画なんかに比べれば高いし、サービスはそこまで良くないのが普通である。しかし、そこで観られるのは生のお芝居なのだ。生、というのは素晴らしい。映画やドラマと違って、ミスをするかもしれないという緊張感に溢れている。ドキドキしながら観るのだ。2時間近く、私はドキドキしながら劇を観たのである。これが癖になる人がいる、というのもなんとなく頷ける気がする。幸い森見登美彦の原作であるから肩の力を抜いて観られる内容であった(でも緊張はする)。たまにはそんなお金の使い方も良いだろう、と思う。
【食生活について】
圧倒的に野菜の足りない生活を送っているようで、何かしらの不備が生じるのではないかと危惧している。後々来る、ということもあるらしく、休日に一回は定食屋で食事をとりたいところだ。隙あらば好きなものしか食べない生き様を誰にともなく見せつけて生きている。