the 雑念

葉一用。とりあえず日記

5/8 僕「3食カロリーメイトで良いから朝昼の食事をやめてほしい」同期「過激派だ」「危険思想だ」

【日曜の夜について】

サザエさん症候群、なんて単語をふざけて作ってしまう愉快な日本の心理学であるが、私は逆にテンションが上がるタイプの人間である。人がテンションを上げている時に下がり、人のテンションが下がっている時に上がる天邪鬼が私だ。というわけで日曜の夜は比較的元気で穏やかに過ごしていることが多い。研修もまだまだ終わりが見えないくらい続くようで、なかなか落ち着かない生活が続いている。そこそこうんざりしてきたところは勿論あるが、うんざりしたな、という感情に触れられるだけかなりマシなのかもしれない、と周囲を見て思うのである。在寮組の人々は楽しいことを追いかけるのに一生懸命で少し大変そうだ。GWをエンジョイするのは何も今年でなくとも良いのである、とは思うものの特に何かコメントを出すわけでもなく、お土産のおこぼれに預かってきた。那須や箱根に出向いた人達もあるらしい。そして明日からの研修に臨むのである。心技体の総てを持ってして挑む一週間が始まるのだ(と言っても過言ではないと上司が言う)。

【参考書について】

仕方がないので法律に関する参考書を買った。読んでは見たものの意味がわかりにくい。哲学書を何冊か嗜む程度に読んだことがあるが、それの1/7(当社比)くらいのわかりにくさである(最難関は哲学書ならばハイデガーの『存在と時間』、心理学ならばラカンの『セミネール』であり、今でも見かけ次第燃やしてしまいたい衝動に駆られる)。どうしたものかと思案していたのだが、出典の法律をその度に引いて読み直してみると、そこそこわかりやすくなってきた。だがこれはものすごく時間がかかるのである。六法を引くのが早くなっていくのが最終的な理想形態ではあるが、果たしてそのスキルにどれほど価値があるのか考えざるを得ない。かといって、六法やら何やらを全部頭の中に叩き込むことも出来はしないのである(出来たら転職する)。結果、全ての初学者がそうであるように、ゆっくりと解説と辞書と専門書を交互に見比べながら歩むしかないようだ。心理学だったらもうちょっと頑張れる気がするのになあ、と思う。そんなこと言っても仕方がないのでまた六法に目を落とすのである。