the 雑念

葉一用。とりあえず日記

3/8 弟「Stay with me... 19にもなったのに悲しみがほしいのはなぜ?」僕「Did you sleep well?」

【電話について】

苦手なことはいくつもあるが、電話そのものが苦手、というところはある。同世代の人には多いのではないだろうか。私が軽い気持ちでケータイを弄っていたら、急に次の職場から電話がかかってきたのである。慌てて応答した時に、手元にメモなんかを用意してから出ればよかった、なんて後悔し始める。直属の上司となる予定の人から、細々した詳細の確認であった。私は基本的に「わからないこと」に関しての煮え切らない返答が多いので、確認手段も揃わない内に質問をされるとどうにも子供っぽい返事になってしまう(「こちらはその日程で問題ないのですが、あの……大学の方の都合がどうとかがまだわからないので何とも言いかねます、あ、でもそれと私の都合ですよねどうしよう……またご連絡差し上げる形でも」みたいな)。そうならないようもごもごもごもごしていたら先方は「ふふ、よういち君面白いから今度のオリエンテーションでいじるからね」。いじられる!!採用早々いじられたくないのである。電話が終わってから「もうやだ、いじられちゃう」と言ってふて寝していたのである。折角いじられるんだったら先輩にダメキャラとして愛されたいぞい。

ジャンプSQについて】

唯一毎月購読している雑誌がジャンプSQである。最初は『屍鬼』の最終回がどうなったのかを見たくて買い、それ以降惰性で買っている。最近は発売日+5日くらいの購入モチベだ。「次はDグレの連載が終わったら……」「いやクレイモアが終わったら……」「帝一の國が終わったら……」と卒業が伸び伸びになっている。『青の祓魔師』なんか始まった時は「お、盛り上がってきたな」という感じだったが、Dグレが別紙に行ってしょんぼりしたりとなかなかドラマティックな変遷の多い雑誌である。寛容さが求められる。来月で『帝一の國』が終わってしまうので(今月もすごかった)、次からどうしようか思案中である。新生活を機に週間派に戻ろうか……。

【仕事について】

いまやっている仕事は(あんまり詳しく言えないんだけど)中学生とか高校生によく会う仕事である。そろそろ関係を閉じていく季節であり、それは仕事の主任者たる私が私の都合で畳まなくてはいけないことなので、キリの良いところとかタイミングを見計らっている最中だ。引継ぎの人材を探したりするのも大変である。すっかり春の顔をしている3月が憎らしい。

忙しない中で、ロクな挨拶も出来ずに私の人生から退場してしまう人が多すぎる。高校生の頃は別れの言葉なんて馬鹿馬鹿しいと思っていたからか、子どもが割と素っ気なく去っていってしまう気持ちもよくわかる。彼らはいつも私を置いていってしまうのだ。ようやくこの歳になって、人生における離別の意味が重みを増してきた。二度と会わないかもしれないということは、相手の未来を祈る以外に自分の出来ることはないということだ。連絡先も教えられない、特殊で因果な仕事についてしまったと思う。多幸を願う、という言葉を考えた人は偉大である。