the 雑念

葉一用。とりあえず日記

4/3 弟「ここにマジで住むの?昭和じゃん」僕「東京都内の特定の場所は昭和で時が止まっているんだ」弟「魔都かよ」

【引っ越しについて】

ということで引っ越しした。寒くて広い部屋だ。布団にくるまっていないと何もできないし、テレビなんかもないから部屋全体が広く見えているだけでなんの味気もない殺風景な部屋である。職場に近いことが唯一の救いだろうか。先人が置いていったエースコンバットを回収する苦行を経て、掃除機をかけることに成功した。弟が手伝いに来てくれたので、2人がかりで電灯をセッティングできたので古い住居特有の「夜暗すぎて何も出来ない」という事態は回避した。LEDは偉大である。

荷ほどきも半分くらい進んだが、今日はここまでと布団に倒れこんだ。いくらなんでもキャパオーバーな働きである。程々にやりこみたいところだ。

【挨拶について】

ここでうっかり引っ越し先でのお隣さんへの挨拶用アイテムを持っていないことに気がつく。深い絶望に陥りながらも、「もうだめだ」ということで今日のところは見送ることにし、後日何かしらタオル的なサムシングを持って行こう、と思った矢先に玄関先でお隣さんとばったり遭遇した。

(終わったーーーーー)

私の心の声は圧殺され、なんとか普通の挨拶を交わしてきた。このああやっちまった感は人生で何度繰り返しても嫌なものだ。それにしても、こういうことを繰り返して味わう私も反省のない人間である(つい先日も前の仕事を終える際にお菓子など持っていけばよかったと思った次第だ)。とてもつらい。

【ガスについて】

ガス栓を開けてもらったのだが、これが非常に複雑で、何故かガス栓だらけの家なのだ。古すぎる。諦めてぼんやり眺めていたのだが、ガス屋さんがあんまりせこせこ動くのでなんだか申し訳ない気持ちになってくる。特にお金を支払うでもなく、ガス栓を開けてくれるというシステムは不思議なものであった。インフラ強い。

上の階で電動ドリルを使う音が響いてきたので、有名な都市伝説なんかを思い出しながら就寝する。壁が薄いというのは寂しさも紛れて良いのかもしれない。