【お仕事について】
働いている。この上もなく普通に働いているので気がおかしくなりそうである。昨日はよく寝たので、今日は平穏に乗り切れた。この連続の中で同期の誰がどうなっていくのか、というのが見どころの一つなのだが、適当にやり過ごしている私もその内唐突に戒められそうで震えている。
研修だらけなので、特にこれといって手伝う仕事もない。しかしながらデスクは与えられているので何かしらものを書きつけるフリをしたり、思案中の顔をしたりして過ごす訳である。実際余暇が多いのは気のせいではない。まあ、お金が貰えるので御の字ではある。サービス残業は1時間ほどあるが、社宅が近いのでそれほど苦にならない。許そう、という感じである。
【食事について】
同期から食事に行きませんか、とお誘いを受けたので二つ返事で参加した。私を含め3人で他愛ない話をする。パーソナリティーを出すのはお互いもう少し先なのだろう、というのを予感させる交流だ。話を聞くと、私以外の2人は自炊をしているらしく、コンロや冷蔵後が自宅にもうあると言う。私の家には何もない。フローリングもどきが広がっているだけであり、辛うじて電灯とカーテンがぶら下がっているだけだ。
朝食は菓子パンだし、昼食も菓子パンだった。そんな食生活の荒廃を見て、同期達は私の軽率な逸脱具合に恐れ戦いているようである。とにかく中華を食え、と言われチャーハンを貪り食う。美味しかった。
【掃除について】
働き始めてから出来なくなったのが掃除である。掃除機の持ち腐れだ。と言ってもまだ2日しか住んでいないし昨日は掃除機をかけた。問題は仕事のある日に掃除機をかけられないということである。家に帰ってからかけようか、いやいや、やはり少し遅すぎるのではないかなどと悶々とする。しかしながら、古い建物なので埃は溜まりやすい。毎日かけたい気持ちはある。時間はない。ジレンマである。
今週末あたりに天上天下掃除してやるつもりである。同時にゴキブリ避けも散布するつもりだ。私は本気である。快適な暮らしを求めて私は戦うのだ。
