【遠足について】
ということで、研修のカリキュラムの内容に遠足のようなものが含まれているのでそれに来ている。慌ただしいことである。疲れからか黒塗りの車にぶつかりそうな感じである。
ところで、同期のB氏の体調が優れず、遠足先に着いて数分で強制送還されるという大変ショックな出来事があった。私はそれを横目で漫然と見守っていたのだが、彼はどうも頑張り過ぎるところがあるので心配である。私にも何かを懸念したり、心配するという機能が備わっていたようで安心した。
そこそこ研修内容におけるウエイトの大きい遠足であるからして、彼は今頃自宅で悶絶しているであろうことは想像に難くない。彼のために土産でも買って帰ろうか、と思ったが傷口に塩を塗りそうで断念した。数年後にA氏と一緒にいじるくらいが丁度良さそうな塩梅である。
衛生という観念がすっぽりと抜け落ちたような居室(なおこの部屋には成人男性12名が詰め込まれている)、でこれを書いているのだが、そろそろバックライトが迷惑がられそうなのでこの辺でおしまい。